2015年7月24日金曜日

オカムラデザインスペースR 第13回企画展 公開シンポジウム

「雲の椅子の紙の森」 藤本壮介+戸恒浩人

藤本さん
自然と建築の間

背もたれの大きな椅子
ライトのダイニング
和紙の椅子
一つの形がさまざまな形態を見せる
切れっぱし
重なり
統一感ある多様性
切れっぱしの形を決めるのは難しい
建築的な場を作れた

戸恒さん
LEDで夜間景観の価値が上がった
藤本さんの仕事は解けないパズル
頭を鍛えられる。
いい感じに汚す

白から黒まで使い切る
印影 グラデーション
20個の椅子に60個のスポット
DALI トラック電源に関わらない

重ね:光に遠近感ない
切り取り:影で形を変える
透け:透過する光
繋がり:同じ輝度で見せる

川向先生
忙しい人に頼む
時間管理をしっかりするから
いつも頭が沸騰している
アイディアがポンポン出てくる

藤本さん
インスタレーションは苦手
レクサスで消化不良
建築のように手がかりがない
断るのも苦手
自問自答、空回り
いろんな案、思いつき
生態系ができて照明で広がる
三宅一生 素材との向き合い方、新しい視点

どうしよう。もがき苦しむ。楽しい。

戸恒さん
電話かかってきたのは5月頃
最初建築計画を見た瞬間1秒間に10パターンくらいの計画が思いつく
藤本さんの場合100個くらい思いついた
エンジニアリングの技量が必要
コイズミがDALIスポットを紹介
「いいとこに来た!」出会い。
1個の椅子に3個のスポット
照明の凄みは作り手の存在を消すこと
磨き上げるように作り込む
どんな仕事も期限1分前に終わる。
余裕を持って終わることはない。

Picasa

a + e / 建築と食べ物

SIRIUS担当者のTOYAさん
ボロッボロになったそう。
曰く「こんなに仕事ができてうれしいl」
昨年12月から企画が動いていたのを今日知りびっくり。
戸恒さんが電話きたのは5月なのに・・・
DIALuxで輝度シミュレーションして調光率を事前に設定。
現場で椅子増えたり移動したりは想定内。その場で対応する。
0-100の調光はデフォルトではうまくいかなかった。立ち消えに見える。
0-100の間にいくつものシーンを設定して違和感のない消え方を実現。
Helvarの能力を使い切った。