2023年10月26日木曜日

日本史探偵手帳

磯田道史 著 2019年

■目次


第1章 中世の武士と近世の武士の違い

江戸から読み解く日本の構造

江戸の税金 武士は税金を払っていたのか

大失業時代は幕末武士に学べ

サムライ時代のエコノミクス

日本型組織「濃尾システム」の謎


第2章 歴史を動かす英才教育

幸村の天才軍略遺伝子 武田+上杉+秀吉の智謀を引き継いだ男

くノ一は江戸時代のハニートラッパーだった

明治維新を起こした奇才 頼山陽

明治維新を支えた武士の人材育成術

私論 乃木希典

戦前エリートはなぜ劣化したのか


第3章 古文書を旅する

「震災離婚」事始め

江戸の「会いに行けるアイドル」

イケメン大名の悲劇

イケメン大名のその後

醜くなりたかった美女

「顔の一等国」をめざして

美貌的最新手術

妻の整形に夫は

その顔を見なかった荒畑寒村

「開眼」手術の天才医師

昭和初年のビフォア・アフター

陽精無力と陰萎

幕末の男性不妊治療

生殖のしくみを江戸に広めたのは

家康のコイを食った男

家康の「栗入り麦ごはん」

命は食にあり

将軍が愛したウナギ

西郷隆盛が古文書偽造!!!

隕石はどこに落ちたのか

家康の孫と隕石

活断層の真上に

豊臣秀吉の処世の極意

人生において大切なこと 岡谷繁実『名将言行録』

荘内本間宗久翁遺書


第4章 歴史を読む

武士道の奥義を極める10冊 

語り下ろし日本史 「必読の百冊」