2016年6月25日土曜日

人類1000万年史 〜類人猿から日本人まで〜

①遺伝子から類人猿の社会を見る
  村山美穂(京都大学野生動物研究センター 教授)
②類人猿はなぜ熱帯雨林を出られなかったのか
  山極壽一(京都大学 総長)
③ラミダスからみたヒトと類人猿の共通祖先像
  諏訪元(東京大学総合研究博物館 教授)
④アフリカからユーラシアにひろがった原人たち
  馬場悠男(国立科学博物館 名誉所員)
⑤ネアンデルタール人の脳と行動
  近藤修(東京大学大学院理学系研究科 准教授)
⑥日本人の起源と成立
  斎藤成也(国立遺伝学研究所 教授)

※レジュメ

山極「ねぇ、人類の移動拡散は一方通行だけどホントにそれでいいの?」
斎藤「アウトオブアフリカは、負け犬が出たというのが私の考え。なので戻れない説」
山極「気候変動で熱帯雨林が縮小し追い出された弱い人類は強みを獲得した。それが社会性」

山極「ヒトは多様な形態なのにゲノムが一致してるのはなぜか」「ゴリラ、チンパンジーは交雑が少ないが、人間はいくらでも交雑している。それが多様性を生んだ」

 東京大学理学部講堂にて