![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhEvsDlg7k2VRMbZs0Fhtdb5WzuZ9DfTvKriXiH1GFk0OyQybajuvFevR0T2w5DQVTeMdl89ybAD9OECdPsAlXegLyGVZMeUOlp3BjUeBjx4aoND2LssLAoryOFAgmyya-mGKEuuiAjWLs/s320/20080601-00000004-maiall-soci-view-000.jpg)
名古屋市港区の名古屋港水族館で「マイワシのトルネード」が人気だ。ライトに照らされ銀色に光るマイワシの大群が形を変え、うねる様子は「竜巻」を感じさせ、名付けられた。31日には2万匹から4万匹に増やされ、迫力がアップした。
マイワシは黒潮域の生態系を再現した水槽(水量600トン)の主役。水面近くを泳いでいるが、毎日正午にエサを与えられると一斉にスピードを上げ、水槽全体を立体的に回遊する。観客は幻想的な光景に、思わず「わーすごい」「きれい」と声を上げる。
一緒に飼育されているカツオやマグロ、アカシュモクザメなどに食べられることもあり、この日は駿河湾で捕られた2万匹が12トントラックで運ばれ、4時間以上かけて水槽に移された。飼育係の森昌範さん(33)は「スーパーで売られている小さな魚の思わぬ魅力を楽しんで」と話している。【鈴木泰広】