2010年9月28日火曜日

【本】200年企業

日本経済新聞社 編

毎回楽しみにしている新聞連載企画。いろいろな努力、工夫、機転が見えておもしろい。が、こうやってまとめてみると、企業が永年存続しているのは「たまたま」なのではないかと思ってしまう。たまたまうまくいった。たまたま生き残った。
自分の会社をみてもそう。企業の寿命は30年と言われるなか、よくもまぁ生き残ってますな、という実感。これはほかの会社でも同じなのではないか。
野村監督が有名にした松浦静山のことば
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
まさにこれ。失敗するときには、何の理由もなく失敗するわけではなく、その過程に何か失敗する要素がある。切り抜けたときでも何か失敗に繋がる要素があった場合がある。こう考えたほうがよさそう。
経営にかぎらず、毎日の「しごと」にもあてはまること。