2014年3月1日土曜日

槇文彦氏・富永譲教授 対談「モダニズムを巡って」


富永氏回顧
槇さんは15年先輩
仕事のない時が重要
営業するのもいいが勉強して設計の筋肉をつけることが大事。頭の体力
ちゃんとしたことをする人はおくてな人が多い。

槇氏との出会いは槇氏の「平和な時代の野武士たち」に選んばれたこと。



槇氏回顧
幼少時代に初めて出会ったモダニズム
土浦かめき邸 1935
遊びに行った メザニン レーニング
慶応幼稚園 谷口吉郎

模型飛行機の製図作成のプロセスが好きだった。



ニューヨーク、SOM、ルイス セルト

人との出会い

CIAM 丹下、セルト
1959 ジャーニー トゥ ザ ウェスト
シャンディガールでコルビュジェに会う

1960 メタボリズム
Team 10 meeting

1960 スタインバーグホール
パトロンが残ってた時代
槇さんハンサム
1960豊田講堂 日本の処女作

1960 メタボリズム
個の集合が全体を作る考え方
菊竹、黒川の未来型とは考え方違う

ギリシャ ヒドラ
個が全体を作る ルールの上で
バリエーションがある
素材、車がない 空間の秩序がある
秩序に対する欲望が人間社会にある

イラン イスパー ブルバード 2km
人間が主とする歩道

アテネ 競技場
素晴らしいパブリックスペースは一人でいても楽しい。
孤独でいても楽しい都市づくり

新国立競技場
コンペ方法が誤り
どうしてこれがここにふさわしいかわかるはずがない
こんなものが東京という街にあっていいはずがない
目線からの情報がないのはいかがなものか。

富永近作
八幡厚生病院 精神病院
横須賀市緊急医療センター・医師会館

槇近作
WTC 26年の寿命だった
タワーNo.4を担当
平行四辺形が幸いした
徹底したミニマリズム
西野康造の大きな彫刻

モダニズム誕生100年
槇氏は後半の60年関わる
消費されつくせない建築を作りたい
武器がアートになってるのは日本だけ?
刀は美しい
理性と感性 代々木体育館

漂うモダニズム
日本のモダニズムは西洋と違う
言葉と建築
ひらがな、カタカナ、漢字
理性と感性をつながる

翻訳の強さ
西洋は洋式オーダーがあるのでどうしても装飾がある
日本は構造に理性と感性が含まれている

飯島洋一 ユリイカ
建築がブランド化している

アジアのアーバニズム
重慶の高速鉄道下の住宅など新しい都市づくりが始まっている

道具としてのコンピュータ
BIM 効率化のための道具
いかにして建物の中の場所をつくるか
建築の文化としてら危険な時代