岡村製作所は、航空機製造の技術者たちが資金を持ち寄り1945年に創業しました。
当時、需要の高かったオフィス家具の生産を軌道に乗せると、技術者たちは再び「動く製品」の開発に情熱を傾け、国産初のトルクコンバータ伯動変速装置)の開発に成功します。このトルクコンバータを搭載し、ボディの製造には航空機の薄板加工技術を、シートや内装には家具製造の技術を生かして誕生したのが、日本初のFFオートマチック車「ミカサ」です。
生産はすべて自社で行われました。
その後家具メーカーに専念するため生産は中止されましたが、「一流の製品をつくりたい」というものづくりへの情熱とこだわりは、現在までさまざまな製品へと受け継がれています。
@岡村製作所いすの博物館