2008年8月17日日曜日

【本】チーム・バチスタの栄光



海堂尊 著


白鳥調査理論
■パッシヴ・フェーズ
 ▼イメージ
   心理読影
   自分の繭の中に取り込んで
   そこでゲロさせる
   過去を看取る

 ▼テクニック
   「見立て」の変法
   セルフポートレート・ヒヤリング
   オフェンシング・トーク
     スネイル・トーク
     シーアネモネ・トーク

■アクティヴ・フェーズ
 ▼イメージ
   説得
   相手の心臓を鷲摑みして、膿んでいる病巣にメスを突き立てる
   未来を創る
 ▼テクニック
   ホンキー・トンク
   たたみかけ
   オフェンシング・ヒヤリング(攻撃的聞き取り調査) 
   ディフェンシング・トーク(守備的おしゃべり)
   天の岩戸作戦(風桶)
 ▼極意
  その1:相手を本気で怒らせたら失敗。ぎりぎりのところで持ちこたえる。
  その2:ガツン・ビュー・ソロリの原則のコツを実行するため物陰を確保
  その3:用件が終了したら長居は禁物
  その4:複数同時聴取で反射情報をからめ取れ
  その5:身体を張って情報ゲット
  その6:???
  その7:反射消去法
  その8:弱点を徹底的に攻めろ
  その9:最後に信じられるのは自分だけ
  最終極意:すべての事象をありのままに見つめること

  未熟で独善的な性格の人間は、パッシブ・アクティヴ間で、イメージの変化が起こりやすい。異なったとしたらアクティヴの方が素顔に近い。
 

「ルールは破られるためにあるのです。そしてルールを破ることが許されるのは、未来に対して、よりよい状態をお返しできるという確信を、個人の責任で引き受ける時なのです。」