2009年6月12日金曜日

シャープ、LED電球で家庭用照明事業に参入、「環境事業」の新たな柱に

シャープは2009年6月11日、LED電球で家庭用照明事業に参入すると発表した。まず7月にLED電球計9機種を発売する。昼白色や電球色の「スタンダードモデル」4種、「調光器対応モデル」4種、さらにリモコンで昼白色から電球色への調色や調光ができる「調色・調光モデル」1種をラインアップした。いずれも口金は「E26」で、一般電球からの置き換えが可能。オープン価格。

 「調色・調光モデル」の「DL-L60AV」は、天候や季節、時間帯、目的などに応じ、電球色相当から昼白色相当まで7段階の光色を選べ、明るさも変えられるため、リモコン一つで光の色と明るさを変化させ、さまざまなシーンにあわせたライティングが楽しめるという。

 設計寿命は4万時間と経済的。明るく均一な面発光で、LED電球としてはトップクラスの明るさという。スタンダードの消費電力4.1Wタイプは、電気代1円で約11時間使用できる省エネ性能を持つ。シリーズ全体で月産20万個を予定。昨年発売した業務用LED照明全21機種とともに、省エネ機器であるLED照明を「環境事業」の新たな柱と位置づける。
日経トレンディNet

■関連情報
・シャープのWebサイト http://www.sharp.co.jp/led_lighting/consumer/