2010年2月24日水曜日

日経アーキテクチュア2/22号のご案内

■特集:伊東豊雄建築設計事務所、日建設計・山梨設計室を徹底解剖!

パート1:伊東豊雄建築設計事務所

●座・高円寺 コンペの選定委員が明かすホンネ
「当初は伊東事務所案を、積極的には支持していなかった。」

●「全員で共有・提案を目指す」伊東事務所
・きれいに図面を仕上げられることと、
建築家として面白いことを考えているかは全く別問題
・図面の描き方、模型のつくり方、ディテールの考え方などをストックして、
新人でも共有できる「事務所のマニュアル」を作成
・かつてのソニー、ホンダのように、
新しいものをリサーチしてつくり出すラボラトリーを目指す

●事務所OBが語る“伊東事務所の強さ”
・石田 敏明「ポイントを膨らませて発展させていく。これが伊東式設計法」
・妹島 和世「設計時には何日も原寸で描いて検討した」
・曽我部 昌史「挑戦と妥協の線引きを学んだ」
・中山 英之「多くの人が考え続けることのできる時間を延ばそうとする」
ほか




パート2:日建設計・山梨設計室

●木材会館はどのようにして生まれたのか?
発注者インタビュー「こちらは木材については玄人だから随分やり合った」

●切り込み隊の役割を担う「強き集団」;山梨設計室
・「いつもの感じでやっといて」という雰囲気になったらおしまい
・部下とは酒を飲みに行かない-スタッフの中に「友達」をつくるのは嫌。
・悩む部下と一緒になって悩まない-部下の期待以上の
答えを返せないようでは彼らの信頼を得られない

★山梨設計室の話題建築が一覧できるプロジェクト年表つき
◎斬新な建築を生む仕組みを組織面・人材面・デザイン面から解説

2010年2月19日金曜日

CHUCK HOBERMAN


ポンピドーセンターのための伸縮する繊維ドーム パリ・フランス(1997年)
Living Form 生きている形 チャック・ホバーマン展
@POLA MUSEUM ANNEX

http://www.hoberman.com/home.html

【本】動的平衡

昨日、広尾で立川さんから聞いた線形ビジネスモデルから渦巻きビジネスモデルへシフトする話にダイレクトリンク。興味深いなぁ。パラダイムシフト。世界感、哲学の乗り換えですね。

福岡伸一 著
私たちは今、あまりにも機械論的な自然観・生命観の内に取り囲まれている。そこでは、インプットを二倍に増やせば、アウトプットも二倍になるという線形的な比例関係で世界を制御することが至上命題となる。その結果、わたしたちは常に右肩上がりの効率を求め、加速し、直線的に進まされる。
それが、ある種の閉塞状況を生み、様々な環境問題をもたらした。今、私たちは反省期に至りつつあることもまた事実である。私たちは線形性の幻想に疲れ、より自然なあり方に回帰しつつある。
そこでは、効率よりも質感が求められ、加速は等身大の速度まで減速され、直線性は循環性に置き換えられる。(略)
自然界は渦巻きの意匠に溢れている。巻貝、蛇、蝶の口吻、植物のつる、水流、海潮、気流、台風の目。そして私たちが住むこの銀河系自体も大きな渦を形成している。
私たちは人類の文化的遺産の多くに渦巻きの文様を見る。それは、人類史の中にあって、私たちの幾代もの祖先が渦巻きの意匠に不可思議さと興味、そして畏怖の念を持っていたからに違いない。
渦巻きは、おそらく生命と自然の循環性をシンボライズする意匠そのものなのだ。
そのように考えるとき、私たちが線形性から非線形に回帰し、「流れ」の中に回帰していく存在であることを自覚せずにはいられない。
広尾memo

SOUR '日々の音色 (Hibi no neiro)'

2010年2月16日火曜日

2010年2月15日月曜日

クリスト@東京都市大学

 プロジェクトに投資は募らない。自由を束縛されるから。数億円かかる資金はドローイング等の販売で賄う。CVJコーポレーションという自身の会社が担う。プロジェクト自体もこの会社が現地子会社を設立して運営。'91茨城ではアンブレラコーポレーション。

 彼は稀有な交渉人なのですね。かなり執拗な。この50年間、半端ではない時間と資金を説得に費やしています。(リバープロジェクトの許可申請書に1億4千万円!)許可得て実施プロジェクト24。許可下りずプロジェクト断念35以上。興味なくしてやめたのもあるらしい。

 「包む」・・・美術で布の表現は5000年以上の歴史を持つ。ゴシックは鋭角にルネッサンスは柔らかく。布の表情が石や金属の彫刻、絵画として残されている。でも布そのものではないのです。ロダンは多くのバルザックの彫像を作った。その一つははじめ裸像で肉体のディティールを表したものだった。しかしロダンは着衣を石膏に浸しその彫像に着せて着衣像としたのだ。今この像はニューヨークにある。クリストが行っていることはこれと同様だという。ディティールを布で覆うことで異なった側面を表現する。ただ、金属ではないので光、風などで刻々と表情は変化するのです。



http://christojeanneclaude.net/index.shtml

2010年2月14日日曜日

2010年2月12日金曜日

またTV取材

『渡辺篤史の照明探訪』
2009年度 省エネ照明デザインモデル事業の広報番組。
LED紹介として青山ショールームに取材入り。
【放送局】BS朝日
【提供】環境省
【放送予定日】2010年3月22日(月・祝)午後19:00~19:54
【テーマ】省エネ照明モデル事業

2010年2月9日火曜日

TV取材

『新日本探検隊』
http://www.ntv.co.jp/tankentai/
【放送局】日本テレビ系31局ネット
【提供】内閣府
【放送予定日】2010年2月21日(日)午前6:30~6:45
【テーマ】省エネ照明モデル事業
※早見優と日テレ藤井アナ

マス・ミドル・プライベート

 マスメディアからtwitterみたいなミドルメディアに情報伝達がシフトすると、プロダクトもマスからミドルへ移行するかしら。どんな形態?ビジネスボリュームが小さくなるのは気になりますが。プライベートまで個に閉じない関係。
 大量消費前提の社会構造のなかモノの消費が縮小すれば社会が成り立たなくなります。ので社会構造を変えなきゃならないですね。江戸社会をイメージしちゃう。人口変化少なくゆっくりした経済成長社会。コンパクトな社会でクチコミベースの情報伝達。オーダーメイドに近いプロダクト、流通。江戸はエネルギー消費少なく、めっちゃサスティナブルなわけで。どうなんだろう。残ってる江戸文化見ると町人の幸福度は高かったように思えますね。
 昔に戻るんじゃなくて先に夢を描きたいね。大量消費じゃない夢を。