2010年3月31日水曜日

light + building

Frankfurt am Main っていうのは、西暦5世紀頃にフランク王国が、隣国のアレマン族との戦争の際に、マイン川を渡る地点として選んだ、浅瀬の場所を「Frank(フランク人)Furt(渡る場所)」と呼んだ事に由来するんだそうだ。
いいなぁ・・・

2010年3月28日日曜日

【本】ワイルド・ソウル

垣根涼介 著

冒頭のブラジル移民たちを描いたエピソードは、人間はすぐに死んじゃう弱い存在、社会や国家というものは弱者を助ける存在ではない、ということをあらためて痛烈に教えてくれます。日本暮らしで幻想に惑わされないように。

2010年3月26日金曜日

英王立国際問題研究所理事 R・ニブレット氏

日米関係を懸念している。アジアは欧州よりはるかに不安定だ。日本が米軍基地を受容し、それを中国が認めている重要性を認識すべきだ。日本に米軍が存在しなければ、日中関係や朝鮮半島情勢はずっと複雑となる。米国も重要市場であるアジアが1国に支配される状況は望んでいない。国益のために部隊を置いているのであり、日本人を守るためだけではない。
日経新聞

2010年3月22日月曜日

rkmt'sたまごかけご飯つくりました






東京大学大学院教授
ソニーコンピュータサイエンス研究所 インタラクションラボラトリー室長
暦本純一氏の作品 できたてほやほや

g-speak Oblong Industries


g-speak overview 1828121108 from john underkoffler on Vimeo.
http://oblong.com/

2010年3月21日日曜日

【本】君たちに明日はない

垣根涼介 著

建材メーカー
 平山和明 48歳・・・退職
 芹沢陽子 40歳・・・転職
玩具メーカー
 緒方紀夫 37歳・・・降格残留
銀行
 池田昌男 33歳・・・転職
自動車メーカー人材派遣子会社
 飯塚 日出子 28歳・・・残留
音楽プロダクション
 石井正人・・・退職
 黒川明彦・・・残留

リストラ請負会社
 村上真介 33歳

2010年3月15日月曜日

FXD

慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科
エクス・デザイン展 2010
脇田研究室の作品が楽しい。
PC上でセンサーやLEDなどをひょいひょいと繋ぐ。
出力レベルのプログラムがグラフィカルにできて「数字」「入力」を意識しなくてすむ。オープンソース公開の予定。

2010年3月14日日曜日

スタンドプレイから生じるチームワーク

「我々の間にはチームプレイなどという都合のよい言い訳は存在せん、あるとすればスタンドプレイから生じるチームワークだけだ」
 荒巻大輔のことばですが、創造変革型組織の理想的な状態をあらわしていますね。
能力あるメンバーが目的に向かって自発的に行動(スタンドプレイ)、まわりと連携して(チームワーク)全体の成果をだす。飛び出したり引いたりバランス感覚がとても大事。お互いの信頼があって成立し、信頼はリスペクトの対象となる能力、特長とエモーションによって生じる。グルーブ感ある素晴らしい状態。
 STAND ALONE COMPLEX「個の集合」とはうまく言いました。当然、個は能力が高くなくてはならない。コンパクトな精鋭部隊によるプロジェクトの理想形でしょう。組織とは目的のため存在するもので、目的完遂すれば解散。
 役割分担した行動(チームプレイ)はそれぞれの領域を超えることはできない。ルーチンが目的ならば適当だが、決してブレークスルーは起きない。期待してはいけない。組織の維持が目的になっている組織がままあるが、全体にチームプレイを徹底している場合が多いかも。仕事を分け合ってたりしたりして。
 そういえばオランダはワークシェアリングを国策としてやってるがうまくいっているのかなぁ。代わりのきく仕事がこれからもそんなにあるのだろうか。代わりのきく仕事は機械に代わられちゃうと思うんですよね。


「ライヴでは全員が互いの音を聴き、互いを見つめている。そうする事によって、全てが凄くタイトになっていく。ツェッペリンは誰でも曲を好きな方向へ持っていくことが出来たし、みんながそれに付いて来てくれる事も常に解っていた。まるで鳥の群れがいて、一羽の鳥が別の方向へ飛んでいくと、突然群れ全体が向きを変えるような…、そんな感覚だったよ」
ジョン・ポール・ジョーンズ

【本】日本辺境論

内田樹 著

日本語は表意文字と表音文字を併用する特殊な言語。日本語話者の脳は文字を視覚的に入力しながら、漢字を図像対応部位で、かなを音声対応部位でそれぞれ並行処理している。この特殊性はおそらく日本語話者の思考と行動を規定している。
韓国、ベトナムもハイブリッド言語であったが、大戦後、表意文字を捨ててしまった。二世代前の文書が読めないという民族的な文化継承に致命的なハンディを背負っているのではないか。

私、僕、俺、儂、拙者、某、手前、おいら、あたい・・・・英訳したらみんな"I"になっちゃう。日本語は人称代名詞で自他の関係を表すことを重視する。
国でも外国と比べて日本はどうなのかと比較して論じることが多い。「日本はこうなのだ」と強いコンセプトを持っていないためだ。

明治の初め、日本人は大量の西洋文献を翻訳した。その過程で多くの術語が発明された。自然、社会、科学、哲学、芸術、技術、主観、客観、概念、観念、命題、肯定、否定、理性、現象・・・そしてその訳語は中国でも用いられた。
中国は自分たちの文化が持っていなかった概念、語彙、述語があるということに抵抗があったのではないか。日本はすんなり受け入れて新しい概念の外国語を二文字の外国語(漢字)に置き換えたのだ。受容性というか何でも抵抗なく受け入れちゃうハイブリッド民族なのですね。

2010年3月13日土曜日

セシル・バルモンド

H_edge〔ヘッジ〕
こーやって引っ張ってチェーンを1mm伸ばしてアルミプレートを組む。
両者のプレプレストによってチェーンとプレートの柱が自立する。
考えてみりゃそーだよね、という構造だけど初めて見ましたね。
@東京オペラシティアートギャラリー

ゲルハルト・リヒター

光が描いてあった。
@ワコウ・ワークス・オブ・アート

2010年3月10日水曜日

#SUSGC

第1回SUSギャラリーコミッティ
ダントヨウトショウトアイトリョウトテツトノリトナオトリュウトダイトアキトαトユタカトハジメトコウイチトコウスケ#SUSGC αハトーヤマクン

2010年3月8日月曜日

ロボット三原則

アイザック・アシモフ『われはロボット』1950年に著された「ロボット三原則」は小説の中だけでなくその後のロボット工学に延々と影響を与え続けている。
第一条:ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
第二条:ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
第三条:ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。
2058年の「ロボット工学ハンドブック」第56版,
アイザック・アシモフ『われはロボット』より


アイザック・アシモフのロボット三原則を現実的なものに改訂するべきだと米大学の科学者らが唱えている。彼らは、今のロボットはアシモフ作品に登場するロボットのような自律性がなく、「問題はロボットではなく、ロボットを使う人間の側にある」と主張。人間がロボットに対して負う責任を強調する形で三原則を更新することを提案している。彼らの提案する三原則は以下の通り。
第一条:人間は、人間の法律および職業上最高の安全・倫理基準を満たすシステムを備えていないロボットを配備してはいけない。
第二条:ロボットは自身の役割に即した形で人間に対応するよう設計されなくてはならない。また、ロボットは限られた数の人間からの特定の命令にしか応対できない。
第三条:ロボットは自身の存在を守れるだけの十分な自律性を持つべきだ。ただし、第1条、第2条に反せず、人間とロボットの間の意思決定の権限受け渡しがスムーズにできる場合に限る。

2010年3月6日土曜日

鎧松−東信展

@POLA MUSEUM ANNEX

アーキニアリング・デザイン展


@丸ビル
日建設計 構造担当某氏
構造説明模型が疲れたと呼び出し
大好き感溢れてる


IRONHOUSE
アイアンハウス
椎名英三建築設計事務所
梅沢建築構造研究所

梅沢良三先生ご自宅
スチールt.4.5mm2枚合わせ、中空断熱材充填した100mm厚基本パネルによるモノコック構造。
ご本人からご説明。
「建築材料として鉄ほど優れたものはない」
B1Fがいいんだそうな。

2010年3月5日金曜日

2010年3月1日月曜日

代々木DOCOMOタワー四隅の投光器

カバー直径1000mm
キセノン?

VUITTONの模様

メキシコ人の漁師とアメリカ人の旅行者

メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。
メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。その魚はなんとも生きがいい。それを見たアメリカ人旅行者は、
「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」
と尋ねた。 すると漁師は
「そんなに長い時間じゃないよ」
と答えた。旅行者が
「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」
と言うと、漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。
「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」
と旅行者が聞くと、漁師は、
「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」
すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。
「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。
それであまった魚は売る。お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。
その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキシコシティに引っ越し、ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」
漁師は尋ねた。
「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」
「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」
「それからどうなるの」
「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」
と旅行者はにんまりと笑い、
「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」
「それで?」
「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。 どうだい。すばらしいだろう」