2010年12月30日木曜日

"Failure is not an option"

「失敗という選択肢はない」
トム・ハンクス主演『アポロ13』でエド・ハリス演じる飛行実施責任者ジーン・クランツ(Gene Krantz)が管制官達に檄をとばすセリフ。クルーを無事に地球へ帰す。強い意志を表してスタッフそれぞれの能力発揮を促した。
事故発生時に発した"Let's stay Cool,people"「みんな、冷静で行こう」はスタッフへ規範を示した。強く決意し、すばやく決断し、端的に表現し、仲間を信頼する。クランツはこのとき36歳なんだなぁ。

クランツの仕事に対する10か条は今もNASA管制室に掲げられているという。
-----------------------------------------------------
1.Be Proactive . 
  (先を見越してうごけ)
2.Take Responsibility 
 (自分の担当は自ら責任をもて)
3.Play Flat-out   
 (きれいになるまでやりとうせ)
4.Ask Questions        
 (不確実なものはその場で質問をして把握せよ)
5.Test and Validate All Assumption
 (考えられることはすべて試し、確認せよ)
6.Write it Down    
 (連絡も記録もすべて書きだせ)
7.Don‘t hide mistakes  
  (ミスを隠すな、仲間の教訓にもなる)
8.Know your system thoroughly   
 (システム全体を掌握せよ)
9.Think ahead   
  (常に、先を意識せよ)
10.Respect your Teammates     
  (仲間を尊重し、信頼せよ)
-----------------------------------------------------
Apollo 13- Original Theatrical Trailer
1970 Apollo 13 Moon landing disaster and rescue
Gene Krantz talks about his experiences.

2010年12月29日水曜日

Inglourious Basterds


イングロリアス・バスターズ
監督:クエンティン・タランティーノ
アルド・レイン中尉:ブラッド・ピット
ショシャナ・ドレフュス:メラニー・ロラン
ランダ大佐:クリストフ・ヴァルツ
ドニー・ドノウィッツ:イーライ・ロス
評判通りのクリストフ・ヴァルツの怪演。ファンになりました。
この映画のブラッド・ピットいい。汚いしゃべり、すごいんじゃないか。マーロン・ブランドがかぶって見えた。
タランティーノ節炸裂のプレミア上映のシーンは最高。

2010年12月28日火曜日

The Hurt Locker

ハート・ロッカー
キャスリン・ビグロー監督 2009年
ジェレミー・レナー/アンソニー・マッキー/ブライアン・ジェラティ

"Heart Locker"なんだと思ってた。ドキドキするので心臓に鍵をかけろって。
本当に心臓によくない。
爆発物処理の話は映画のよい題材。赤を切るか青を切るかみたいな。
今回は決断のスリリングさがテーマではなくて、そのスリルから抜けられなくなった男の話。
みんなが、あと何日って家へ帰る日を待ち望んている同僚の中、志願して戦場へ帰ってくるジェームズ軍曹。戦場の刺激がないと生きられなくなってしまった男。
爆弾処理職人の肝っ玉をみせられる。けどダメなときはダメ。身体に爆弾巻きつけられた男に時間切れで「ごめん」と言って離れていく場面は厳しい。
ほとんど手持ちカメラで撮影。ドキュメンタリーっぽさがリアルに感じる。

2010年12月27日月曜日

どん兵衛@渋谷駅

11月から4月までのプロモーションショップ。ありですね。
200円で地方限定商品が食べられる。
駅ナカショップの強者になるのでは?

2010年12月26日日曜日

Spherical Origami

21_21の「REALITY LAB 再生・再創造」展で知った三谷純氏の仕事。
驚愕した。平面から起こされたとは理解しがたい立体群があった。
様々な形態の建築による都市に見えた。
「132 5. ISSEY MIYAKE」の設計に寄与したという。
Origamiの可能性をあらためて認識。


国立大学法人 筑波大学 大学院 システム情報工学研究科 コンピュータサイエンス専攻 (情報科学類) 准教授 三谷純のページ

オオカミはブタを食べようと思った。


おみごと。次元が交錯している。
作者サイト

2010年12月25日土曜日

PROTOTYPE04

プロトタイプ04 シンポジウム02「LED照明について」
スピーカー: 岡安泉、印デザイン、武藤努
聞き手 : 芦沢啓治
金脈を掘りあてろ。
togetter:PROTOTYPE04 symposium02
財団法人国際メディア研究財団 産学連携工房の武藤氏は光の色の変化に興味をもって研究。光色の変化に違和感を感じ、独自のアルゴリズムをつくりだした。明度が決めてだった。両手の動きを画像処理して光制御するインターフェイスも紹介。「身体的感覚をもってあかりとつきあう」が近づいた。
http://www.optone.jp/

「REALITY LAB-再生・再創造」展

21_21
「そもそも『芸術』は先端技術、科学と同義だった」と村上隆が言っていた。この展示はまさに「挑戦する技術が美を創造するのです」と教えてくれる。
一生さん「20世紀文明の後始末をするのはデザイナーの仕事だ」とコメント。
愛知で再生ポリエステルの原糸をつくり、福岡で織り、石川で染色し、東京で縫製して、大阪で箔を押す。こだわり日本の職人仕事でできあがった「132 5. ISSEY MIYAKE」は「PLEATS PLEASE」「A-POC」に続く服の革命。
いずれも素材開発から加工製造方法に新たに技術的挑戦をして美を生み出している。これこそ古来意味するところの『芸術』なのだと思う。
一生さん止まりません。
会場でお会いしたコーゾー先生も感心されてた。
やることいっぱいあるね。

132 5. Issey Miyake : a new concept for clothes
アップロード者 afp-fashion. - 世界中のニュース動画。
132 5. Issey Miyake : a new concept for clothes

アイ・ウェイウェイ 「Cube Light」

Misa Shin Gallery
艾未未 Ai Weiwei アイ・ウェイウェイ
シャンデリアシリーズのひとつ。ギャラリー ドンピシャサイズ。組み立てに一週間かかったとのこと。配線もしながら。ギャラリーは元鉄工所だったので200Vがとれる。オリジナル電源が使えたそう。
芸術品とはいえ、作りは工業製品。そう見ちゃうと…お金とれませぬなぁ。いやいや、コンセプトを見なければ。
景徳鎮で焼いたヒマワリの種をジャーに入れた作品販売中。同じ種がテートモダンで1億個床に敷き詰められているそうだ。→YouTube
ギャラリーサイト

曽根裕 「雪」

メゾンエルメス
水晶で雪の結晶を彫る。

2010年12月22日水曜日

2010年12月17日金曜日

照明力

『元気力』照明楽会
5000lxの光を30分浴びて25時間周期の体内時計をリセットしよう。
2300Kで少ない量の光でメラトニン分泌。快適な睡眠へ。
ゲスト @ 

2010年12月13日月曜日

ユーフラテス展

<EUPHRATES> 慶応義塾大学 佐藤雅彦研究室の卒業生によるクリエイティブ・グループ。
『ピタゴラスイッチ』実行犯たちの企みと手口公開。ってな感じの展示。思わずニヤリとさせられる。「研究から表現へ」という副題がぴったり。思いつきじゃない表現が正統派純血佐藤雅彦DNAです。課題に取り組む真摯な姿勢、成果がユーモラス。
佐藤さんが教材として取り上げている「電球工場」、「ひよこ工場」を連想してしまった。

2010年12月12日日曜日

教科書が教えないホットな科学の講演会 第24回


Live Voynich
日時 12月11日(土)午前10時~11時30分
場所 彦島図書館
テーマ 『地球は三度、完全に凍ったことがある』
講師 サイエンス・コミュニケーター 中西貴之氏(おびお)

wikipedia スノーボールアース

2010年12月9日木曜日

dan to yoh

チタン削り出しのリング。虹色に輝く。・・・構造色
向こうに整列しているのは削った氷砂糖たち。
PROTOTYPE展@ミッドタウン デザインハブ 明日から。
http://www.superprototype.net/

音のなかへ

鈴木太朗@三越銀座
動いてなかったんだけど、しばらくしたら動き出した。
まだ調整中とのこと。
さざなみのようにチリチリンと音が流れていく。
が、見てるうちにドテッ、ドテッと2つチャイムが落ちた。
今夜改善の予定。だそうな。

2010年12月8日水曜日

ハーマンミラーストア東京

トラフ建築設計事務所
天井がユニークだけど、こだわりは床。いろいろな素材を象嵌。フラットに、まるでシートを貼ったかのように仕上げている。
でも今夜はまったく見えません。

2010年12月3日金曜日

【本】超合法建築図鑑

吉村 靖孝 著

一見ニュートラルを気取る「法規制」が、けっしてニュートラルとは言えない建築や場所を生み、また地域の個性を形成している事実は、ある意味ではとても痛快なことです。少し大げさかもしれませんが、もはや「法」は「人工的な自然」と言ってもいいような、建築にとっての重要な「環境」になっているのではないでしょうか。
- まえがきより -

『超合法建築図鑑』は私も持ってます。
別に、法律上は何ら問題ないのですが、著作権に異常にやかましい今となっては、出版社が躊躇する内容です。
- 某編集者 談 -

なるほど。
出版社が躊躇するね。
だから『超合法建築図鑑』おもしろいんだ。
東京のほとんどの建物は「法」がデザインしているんじゃないかと思える。普通じゃ発想しない突飛なデザインが登場。キリン・ビル秀逸。