2011年7月31日日曜日

(500)日のサマー

マーク・ウェブ 監督 2009年
ジョゼフ・ゴードン=レヴィット/ズーイー・デシャネル
クラーク・グレッグ/ミンカ・ケリー/ジェフリー・エアンド
マシュー・グレイ・ギュブラー/クロエ・グレース・モレッツ

「インセプションのアーサーとぜんぜん違うジョゼフ・ゴードン=レヴィットが見れます。全編ダメ男くんなんです」ということで が貸してくれた。役者やねぇ、ジョゼフ。トムくんに共感できる私もやっぱですかね。
幸せな朝の通勤シーンいいね。
500 Days Of Summer - You Make My Dreams
番外編 (500) Days Of Summer - Bank Dance - Why Do You Let Me Stay Here? インセプションと混じってる。

冒頭チャリンコ飛ばして登場するトムの妹レイチェル、「ヒット・ガールじゃん!」ここでも生意気な口をきくクロエ・グレース・モレッツを楽しんだ。

2011年7月30日土曜日

GRID-Synthesis KOHEI NAWA

デジタルとアナログの間。
名和晃平@B GALLERY

「KAITEKIのかたち」展

印デザインの新境地!
超アナログなデジタル。立体表現の基本、ワイヤフレームが目の前で簡単に生成される。見てる人、挑戦する人、みんなニコニコしてるのがいい。わかりやすくて驚きがある。というか彼らの人柄がよくでている作品。拍手!
緑色の光がマトリックスっぽくていい。
「今回のは煙でないです」by 池内さん

アラヴェナ展

なんか自然体。見るものを脱力、リラックスさせる展示。チリの柳の枝が風船でゆらゆら立ってる。ユーモア空間。実作もこんな空気?だといいな。

ペーパーモデルを乗せたカンチレバーを吊っている糸の吊り元に注目。笑)


チリのイケメン、アレハンドロ・アラヴェナ
@ギャラ間

東北の底力、心と光。「衣」三宅一生。

野良着が粋でおしゃれ心に富む。洗練されてて江戸の旦那衆が着てそうな。ちょっと驚き。
白石ポリテックス工業、プリーツ加工の紙型紙がすごい。美しい。紙ってこんな風に立体になるのね。プリーツの加工は人手がかかせない。昔からの忍耐強い手仕事が続いて活きている。
21_21

EX-CONTAINER

吉村靖孝さんの提案。コンテナ規格を流用した建築物。
5段重ねできるタイプもあるそうだ。展示は2個並列。
阿佐ヶ谷で展示予定だったんだけど持って行ったら道が狭くてトレーラが行き着けなかったそうだ。急遽場所変更。代替場所探して、調査して再告知。展示施工。よく対処できましたね。
写真は私がさわっちゃった棟間のシール(打ちたてフニャフニャ)を修復している吉村さん。
エクスコンテナ・プロジェクト

2011年7月29日金曜日

【本】いのちのかぞえかた

文:小山薫堂
絵:セルジュ・ブロック
小山薫堂が語って絵が動く。
絵本は電子書籍むき。
もうすぐ印刷物では表現できない絵本がでてくるんでしょうね。

【本】藝人春秋 1・2

水道橋博士 著
初電子書籍。いいんじゃないですかね。読み物には向いてる。¥85.-という価格が魅力。印刷リスクなくてスペース確保しなくていいからな。広まりますね。出版業界は後ろ向きと聞いてるけど、ぜひ前のめりでもっと楽しみを伝えてくれるといいな。

ラジオ番組で最強伝説「草野仁」と同級生「甲本ヒロト」の話しを聞いた。とても愉快な語りだったのだけど、この本がまさに脚本だったのね。本と語りがまったく同じ。

2011年7月23日土曜日

家の外の都市の中の家

「新陳代謝しながら変化成長する建築/都市」
1960年に発信されたメタボリズムの建築理念を東京は体現している。住宅という要素の集りが壮大な都市の変化を生みだしている。年中スクラップ・アンド・ビルド。実は大きな意識が最適解を求めているようにも見える。生き物のように。
東京は四季があり、暑い寒いはあるにせよおおむね外に開いて暮らせる都市。街の構造の特徴も網目のような路地にある。周囲との関係性を大事にする都市を前向きにとらえて考えよう。向こう三軒両隣りの復活からですかね。
遠く離れた地方に依存するインフラのあり方も考えなければ。都市で完結できるのかもしれない。
北山恒/アトリエ・ワン/西沢立衛
東京オペラシティ アートギャラリー

2011年7月22日金曜日

NS_CONCEPT 坂井直樹 展

お話を伺いたいですね。という感じの展示。
少量生産のプロダクトが成り立てると日本に光明がさす。
職人の復活と進化をめざそう。作り手だけじゃない創り手としての職人。
職人気質が好きだからね。我々。日本人。
GYRE

2011年7月21日木曜日

野井成正 外から中中から外

中川ケミカル MATERIO base.
たいへん盛況でございました。お久しぶりの方が大勢。
製品プレゼンするとはいえ、パーティスペースの趣向が強い。1~3F、3軒のバーが入っているようなもの。そば打ち鉢もあったりして。この余裕が魅力。いつもにぎやかであってほしい。
サビシート、進化してますね。

2011年7月20日水曜日

パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉

期待どおりの女の子走りだったわけだ。

ロブ・マーシャル 監督 2011年
ジェリー・ブラッカイマー 製作
ジョニー・デップ/ジェフリー・ラッシュ/ペネロペ・クルス
イアン・マクシェーン/ケヴィン・マクナリー/キース・リチャーズ
Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides

2011年7月18日月曜日

ソーシャル・ネットワーク

デヴィッド・フィンチャー監督 2010年
ジェシー・アイゼンバーグ/アンドリュー・ガーフィールド
ジャスティン・ティンバーレイク/ブレンダ・ソング

現在進行形の事象をドキュメンタリーでなく実名で物語りにできるということに驚く。書籍はたくさんでているから変わらないのだろうか。多くの人にとってfacebook創設時の事実として記憶されるだろう。

2011年7月16日土曜日

メルセデス・ベンツ コネクション

おとといは久しぶりの大パーティーだったらしい。ええこっちゃ。
柱の光、グランドレベルの白から2F天井のオレンジに。
グラデーションがきれい。
店内はディティールきっちりしながら気軽な雰囲気にしあがってる。どーぞ どーぞって感じ。でも、クルマ買う感じじゃない人たちですね、来てる人たち。いいのか。そこからだもんね、新規顧客開拓。「あれ!クルマっていいかも」と。
LEDZ R12
Mercedes-Benz Connection

フランク・ミュラー 創造の天才

時計の空間っておとぎ話の世界。アリスのせいか。
うさぎの時計の文字盤はこの書体だったようにしか思えない。
表参道ヒルズ

表参道のセリーヌがすごい

解体中のようなディスプレー。
照明もわざわざ外して仮設の工事灯さげてる。

鰻博覧会

夏といやぁ、うなぎってなもんでございまして、土用の丑が近づきゃ喰わなきゃいらんねえ。風物詩でございます。
やたら身近なあんにゃろうなんですけどねぇ、意外とわかってねえことが多いんだそうで。まず、どこで生まれるのかずっとわかんなかった。親鰻が川を下って海に出て、遠く赤道のあたりで卵を生むんだってことがわかってきて、マリアナ諸島で卵をみっけたのがつい2009年のことらしいんですね。へぇ。ここで生まれた子どもは親が来た旅路を遡るんですな。葉っぱみたいな体で黒潮に揺られて日本にやってくるんだそうですよ。そんで親が住んでた川を上るわけだ。なんでまた、こんな旅好きなんでやんしょね。
ま、そうやって来ていただいたおかげで蒲焼きなんてぇもんをいただける。
ありがたいありがたい。
東京大学総合研究博物館

2011年7月9日土曜日

アトムスーツ・プロジェクト:大地のアンテナ

ヤノベケンジ個展
現代美術がおもしろいと思い始めたのが20年前。はじめに気になったのが黄色い「タンキング・マシーン」で作家のヤノベ・ケンジ。
以来、防護スーツ作品を見てきた。最近見たのは昨年の9月末。どうしても今回は今までと受け止め方が変わる。

2011年7月6日水曜日

油そば

具をのっけてラー油をかけていただきます。
ここ、なんでもうまいしボリュームたっぷり。◎
一片雲

2011年7月2日土曜日

三生万物

榮榮&映里 写真展
北京で活動する中国人と日本人の夫婦写真家。
2004年から続く自身のポートレートがアピール強い。
@資生堂ギャラリー

ムサビの図書館

やっと見た。
藤本壮介さんから構想を聞いたのは何年前だったか。「図書館だから外観も本棚にしようとしてるんですよ。外側にも本があるといいな」
とても美しい佇まい。利用する学生多くていいね。
武蔵野美術大学 図書館

ムサビのデザイン

改修オープン企画。グラフィック全般を中野豪雄さん。
椅子とグラフィック資料は学校の収蔵品とのこと。充実。
美術館改修の監修は図書館に続き藤本壮介さん。

YOH_KOMIYAMA のtweetがまとまっているので転記。
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1850-1919 19世紀後半、新たな産業技術が広がり、アーツ&クラフト運動へ、そしてアールヌーヴォーが世界へ拡散。AEGでベーレンスが電気ポットをデザイン。その流れが、ドイツ工作連盟へと。ペーレンスの事務所にいたグロピウスがバウハウスを誕生させる。

1920-1939 20世紀=「速度と移動の世紀」。高度工業化時代の最初で最後の装飾様式の「アールデコ」が都市を席巻。第一次世界大戦後の自由放任経済とその反動による大恐慌。享楽的カフェ文化。この頃、バウハウスは世界中から先端の指導者を集めている。

1940-1949 1939年に、第二次世界大戦がはじまり、この年に「世界博」開催。手仕事の品質に負けない工業製品→市場において商品を突出させる目的へ。アールデコからマーケティングへ。機能性・合理性というプロパガンダが、社会主義・共産主義を意識しながら展開されていく。

1950-1959 モダニズムの黄金期。思想の段階から、家具、家電、自動車、住宅、都市空間へ。質、量ともに、急速に世界中に一義的ではないモダニズムの独自のスタイルが生まれていった。

1960-1969 1968年の五月革命が世界に飛び火し、第二次世界対戦後の世界の枠組みに疑問が呈された。巨匠の思考をなぞることに疑念が呈され、風土性、土地の文脈といったことではない、革新性が求められた。1960年の「世界デザイン会議」お手伝い世代が後に先駆的な役割を担って行く。

1970-1979 モダニズムの象徴であるアメリカの没落。モダニズムから距離をおく時代へ。「貧困の美学・貧者の美学」に変わる価値観の模索。未来よりも、過去に主題を。資本主義の自己延命機能として、「表現の多様化」が追認されていった。

1980-1989 ポストモダン全盛。メンフィスの「限りなくアートに近い一品生産の家具」というカテゴリーが、大量生産から多品種少量生産への資本の思想の変化を代弁。社会のために、から、差別化。へ。マスメディアの熟成が表現の消費サイクルを加速。

1990-2010 マーケティングの公式が意味をなさなくなり、膨大な情報を精査し、戦略的に創意を生かしながら、感性を失わないでいられるもののみが、デザインの付加価値を手にできる厳しい時代へと突入。
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2011.6.25 「ムサビのデザイン」展のざっくりまとめでした。とても面白かったです。2010年代はどんなことが総括されるんでしょうね。 YOH_KOMIYAMA

2011年7月1日金曜日

松下幸之助 創業の地

自分には
自分に与えられた道がある
広い時もある
せまい時もある
のぼりもあれば くだりもある
思案にあまる時もあるだろう
しかし 心を定め
希望をもって歩むならば
必ず道はひらけてくる
深い喜びも
そこから生まれてくる

野田阪神 大開公園