長嶋有 著
電池、ホットプレート、リモコン、シュレッダー、マグライト、ブラウン管テレビ、レーザーディスク、ジューサー、加湿器、電気毛布、アイロン、グローランプ、「オクムラ電機店」、ズボンプレッサー、電動歯ブラシ、電気カミソリ、炊飯ジャー。
いろいろな文学作品のなかで表された家電たちをキーに長嶋有が書評。
どれも欲しかったり、よく使ったことあるものたち。品質やデザインがどんどんよくなっていく過程を見てきた。電器屋さんには憧れが詰まってた。店前にエスパーが立っていたりした。いつからなんだろう。家電が憧れでなくなったのは。