2014年7月10日木曜日

【本】佐藤可士和の新しいルールづくり

佐藤可士和・齋藤孝 著

齋藤氏いわく
佐藤可士和のすごさは、物事をクリアに「概念化」できる点にある。単なる「デザイン化」「言語化」ではない。問題点も、仕組みも全部把握した上で、「結局何が」というクリアな本質がわかっている。それを「概念化」できる。
頭のよさとは、クリアなものが出せること、そしてそれを概念化できることにつきる。さらにクリアにつかみとった「概念」を具体的な「形」にして表すことができる。そこがすごいところ。

-ルールづくり 可士和の15の鉄則-

  1. 自分の「好き」に自信を持て
  2. 「好き」を言語化して、人に説明できるようにする
  3. 「~すべき」という固定概念を取り払え
  4. 新しいルールは「トライ&エラー」からしか生まれない
  5. ものを作るときにバランス力は不可欠
  6. 自分のスタイルをつくると成功する
  7. 最後の仕上げ「トーン&マナー」が成否を分ける
  8. 共有できないものは優れたコンセプトではない
  9. ぼんやりしたものを剥いでコンセプトを磨く
  10. 再考の瞬間「シズル」を見つけよう
  11. 「見立て」で物事の本質をつかめ
  12. メディアを持ったものは強い
  13. 「ブランディング」とは「本質的価値」×「戦略的イメージコントロール」
  14. アイディアが出る秘訣は「対話量を増やす」「極端なことを言う」
  15. 現代はルールをつくった者が勝つ