齋藤氏いわく
佐藤可士和のすごさは、物事をクリアに「概念化」できる点にある。単なる「デザイン化」「言語化」ではない。問題点も、仕組みも全部把握した上で、「結局何が」というクリアな本質がわかっている。それを「概念化」できる。
頭のよさとは、クリアなものが出せること、そしてそれを概念化できることにつきる。さらにクリアにつかみとった「概念」を具体的な「形」にして表すことができる。そこがすごいところ。
-ルールづくり 可士和の15の鉄則-
- 自分の「好き」に自信を持て
- 「好き」を言語化して、人に説明できるようにする
- 「~すべき」という固定概念を取り払え
- 新しいルールは「トライ&エラー」からしか生まれない
- ものを作るときにバランス力は不可欠
- 自分のスタイルをつくると成功する
- 最後の仕上げ「トーン&マナー」が成否を分ける
- 共有できないものは優れたコンセプトではない
- ぼんやりしたものを剥いでコンセプトを磨く
- 再考の瞬間「シズル」を見つけよう
- 「見立て」で物事の本質をつかめ
- メディアを持ったものは強い
- 「ブランディング」とは「本質的価値」×「戦略的イメージコントロール」
- アイディアが出る秘訣は「対話量を増やす」「極端なことを言う」
- 現代はルールをつくった者が勝つ