2014年7月10日木曜日

【本】人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか

森博嗣 著

客観的と抽象的は、まったく違う意味ではあるけど「考え方」として非常に似ている。世間一般の多くの人たちの考え方は、極めて主観的であり、大多数は具体的だ。無意識にそれをスタンダードだと思っているから「狭いものの見方」になりがちで損をする。
客観的に考えるというのは、自分の立場ではなくもっと高い視点から物事をとらえること。抽象的に考えるとは、ものごとの本質を掴むことで、見かけに惑わされることなく、大事なことはどこにあるのかを探す思考。