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Gehry Technologies 社の活躍が興味深い。
若い頃のゲーリーは工場など施設建築の写真をよく撮っていた。工業製品は建築に安定した計画とローコストをもたらすとの考えていた。だから工場生産によるプレファブ工法を採用。アイディア出し、形態決めのために模型を量産する。フォルムを決定すると模型から3Dデータをスキャンインプット。コンピュータの中でコストを計りながらデザインを最適化。部材の設計、ID化、製造図、施工手順、工程管理まで一気通貫で行うシステムを稼働。世界中の専門家をシステムに参加させて場所と時間の制約をうけないプロジェクトを実現している。複雑な形状の建築ばかりだが、設計施工の時間を短縮し現場での無駄を発生させないことでローコストを実現。建築を工業製品としてとらえている。ビルバオあたりから航空機の設計ツールだったCATIAを建築に応用したことから始まった。ゲーリーはBIMの父だったんだ。