2018年11月16日金曜日

第20回東京大学制作展"Dest-logy REBUILD"

8mm.make
よこえれいな Reina Yokoe
(東京大学大学院学際情報学府学際情報学専攻文化人間情報学コース水越研究室修士1年)
青木大登 Hiroto Aoki
(東京大学大学院学際情報学府学際情報学専攻総合分析情報学コース暦本研究室修士1年)
鈴木晃二 Koji Suzuki

デジタルの映像を8mmフィルム状にし、OHPシートにカラー印刷して作った。自作8mmフィルムの映像展示。インクジェットプリンタで彩られた模造フィルムを映写機の光で映し出すと、スクリーン状の映像はドット柄に踊る。来場者がスマホで映像をアップロードすると、8mm幅にプリントされたフィルムが出来上がる。
8mmフィルムは、主に70年代にホームムービーとして日常的に使われたアナログ映像メディア。しかし、テクノロジーの進化の中で徐々に姿を消し、8mmフィルムは衰退。
プリンタにより8mmフィルムを印刷することで模倣することは可能だが、本物の8mmフィルムにはなりきれない。メディアの進化の裏にある「衰退」が、私たちのプライベートな記憶と記録をどう変えてきたのか、ドットが問いかける。

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