パフォーマンス作品からスタートしてたんだ。
最初に宮島作品のカウンターに出会ったのは原美術館。今の常設ではない、ロッカールームでの展示だった記憶。90年ころだったんじゃないかな。
1981年 NA.AR.(Voice)
行楽客の行きかう横浜の山下公園で、何らかの実験でも行うような?装置を前に、男(宮島)が突然、その意味ありげな機械に向かって「アーーーーーー」と叫ぶ。そして男は、その実験結果?を地面にチョークで書き込み、自転車に乗って去っていく。
1982 NA.AR.(Rain)
雨が降り始めた地面にうつ伏せに横たわり、濡れていく路上に乾いた人型を作る。その後、起き上がり、宮島の姿を表す人型にも雨に降り注ぎ、徐々に周辺と同じように濡れていく。
1983年 A Grain of Sand
1980年代の宮島パフォーマンス作品の集大成的な意味合いを持つ作品。
1987年 Clock for 300 thousand Years
最初のデジタルカウント作品
1988年 Sea of Time
ヴェネツィア・ビエンナーレ「アペルト88(若手作家部門)」出品作品
世界的評価を得たデジタルカウンター作品
1995年 時の蘇生-柿の木プロジェクト
またパフォーマンス作品を始める。
1999年 MEGA DEATH
ヴェネチア・ビエンナーレ出品
2400個のガジェット(LEDデジタルカウンターユニット)が、幅34メートル、高さ6メートルの壁面を埋め尽くす。
2003年 Counter Void
六本木ヒルズ テレビ朝日社屋敷地内壁面
BLD Galleryにて