2011年3月8日火曜日

【本】グーグル時代の情報整理術

ダグラス・C・メリル
ジェイムズ・A. マーティン

【20の整理術原則】

1. 脳の負担がなるべく少なくなるように、生活を組み立てる。
  • 脳は、同時にあまりに多くの物事を処理している。
2. なるべく早く、頭の中から情報を追い出す。
  • 脳の短期記憶は、一度に最大で九個の情報しか保持出来ない。
3. ながら作業は一般的に効率を低下させる。
4. 物語を使って覚える。
5. いつもそうしているからと言って、そうしなければならない訳ではない。
6. 知識は力ならず。知識の共有こそ力なり。
  • 著者は、クラウドの武器のひとつとして、”共有”をあげている。
7. 思い込みの制約ではなく、現実的な制約をくぐり抜けるすべを身につける。
8. 自分を決め付けるのではなく、自分自身に心から正直になろう。
  • 自分を360度パノラマ化してみる。
9. 制約を無視すべきケースを知る。
  • 恐怖こそ何よりも無視すべき制約である。
10 . エンジンをかける前に、どこへ向かっているのか、どうやって向かうのかを明確にする。
  • 具体的な目標を念頭におくこと。
11.目標の達成方法に幅を持たせる。
12.情報を整理するのではなく、検索しよう。
  • 検索は、クラウド時代の整理術に欠かせない立派なスキルだ。
13. 本当に記憶の必要な物事だけを記憶する。
14. 大きなかたまりを、小さなかたまりに分ける。
15. 週一回、重要な情報を見直す。
16. 完璧な整理術などない。
17. 検索しやすいように、デジタル情報には関連キーワードを追加する。
18. 文脈の変化を見越してメモをとる。
19. 文脈の似た仕事はまとめてする。
20.仕事とプライベートのバランスを取るのではなくて、融合させる。

「準備してからではなく、とにかく行動してみろ」といっている。