2012年10月10日水曜日

【本】下町ロケット

池井戸潤 著

 ひさしぶりに小説読んだ。
ドラマのシナリオのような痛快なお話し。

宇宙科学開発機構の元研究員で、つくだ製作所社長の佃航平がロケットエンジンを作る夢を実現するチャンスに出会う。元妻から紹介された敏腕弁護士の活躍で大きな訴訟に勝ち、特許使用を迫る帝国重工の部長財前を理解者としてキーデバイス製品を製作納品を実現する。帝国重工やつくだ製作所内での人間ドラマも溜飲を下げるものがある。会社を好きな社員たちに共感を覚えるし、銀行から出向しているにもかかわらず銀行に啖呵する殿村経理部長がかっこいい。社長をリーダーとして認められているから。わかりやすく気持ちいいお話し。