2012年10月14日日曜日

【本】空飛ぶタイヤ

池井戸潤 著

池潤シリーズ
○菱自動車の事件をモデルにしたというか、ノンフィクションと思わせるようなお話し。社会人としての企業のありよう、構成する社員のありようを考えさせられる。物語ではあるけれども、企業人は読んで自身を振り返る必要があると思う。『下町ロケット』と同様に中小企業経営者の気概が報われるお話しで高度成長期のおやじさんたちの気概にも通じる。結局これからの日本を救うのはこういったローカリゼーションなんじゃないだろうか。知ってるかぎりでもそこここにいろんな元気が生まれているんだから。