「銀座巷房にて、佐藤卓〈TIME〉を開催いたします。
オリジナルの砂時計作品を
銀座 巷房の3階と地下に展示します。
3階がインスタレーション、
地下に高さ1200mmの作品を展示します。
ここで使用している黒く輝く砂は、産業廃棄物が高熱で
処理された後に残ったスラグを粉砕したものです。
砂時計は、人の手で循環させることによって
機能する物の象徴で、ひっくり返さないと止まってしまいます。
そこで流れて見えるものは砂であって、実は時間ではない。
とすると、時間とはいったい何か。
スラグが流れている時にはそれを見ていただき、
止まっている時には、想像していただきながら、
時間というものに想いを馳せていただければ幸いです。