2009年11月22日日曜日

遠藤照明 3割安いLED照明発売へ


遠藤照明は国内大手メーカーの同等品に比べ価格が3割程度安い発光ダイオード(LED)照明を2010年2月に国内で発売する。低価格品の投入でラインアップを現在の約300機種から1000機種へと拡充。11年3月期にはLED照明の売上高を今期予想比3倍強の100億円に引き上げる。
商業施設や家庭などに幅広く使われ、円形で真下を照らす主力のダウンライトは、消費電力24ワットタイプ「R-12」が2万7500円(税抜き、工事別)と、明るさが同等の国内大手メーカー製品に比べ約3割安く設定する。
「R-12」は同社のこれまでの製品に比べ消費電力を約半分に抑えながら、同じ程度の明るさを確保。反射板やレンズの改良で、光を効率よくコントロールできるようになった。7ワットタイプで9600円と、1万円の大台を切るダウンライトも投入する。
LEDは消費電力が白熱灯の8分の1程度と省エネ性能が高い。同社は国内LED照明市場の開拓だけでなく、欧州や中国、東南アジアなど海外での発売も検討している

日経新聞2009年11月22日
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091122AT1D1900M21112009.html