「私は好きにした。君たちも好きにしろ」
「しっぽ?」「ええ、しっぽですね」
「それでは生物学とは言えないでしょう」
2回目は彼らを観に行った。
尾頭ヒロミ 環境省自然環境局野生生物課長補佐:市川実日子
「時間を無駄にした」
「すでに自重を支えている状態かと思われます」
「ここは苦しいところですが総理、ご決断を!」
「いえ、ローテでいきます」
「根拠のない楽観は禁物です」
「目標が報告と違う!」
「目標が報告と違う!」
「中止だ。攻撃中止!」「中止!」「中止!」「中止!」
「そもそも出世に無縁な霞が関のはぐれもの、一匹狼、変わり者、オタク、問題児、鼻つまみ者、厄介者、学会の異端児、そういった人間の集まりだ。気にせず好きにやってくれ」
「うわー!あー!あーー!」
「ごめんなさい」
「Personal Service!」
「ZARAはどこ?」
「それは大統領が決める。この国は誰が決めるの?」
「正直すこし臭います」
「それは大統領が決める。この国は誰が決めるの?」
「正直すこし臭います」
「気落ちは不要。国民を守るのが我々の仕事だ。攻撃だけが華じゃない」
「まずは君が落ち着け」
「出世は男の本懐だ」
「さぁ、始めよう!」
「礼はいりません。仕事ですから」
「ゴジラより怖いのは私たち人間ね」
「避難とは住民に生活を根こそぎ捨てさせることだ。簡単に言わないでほしいなぁ」
「総理。そろそろお好きにされてはいかがですか」
「あなたたちの国は本当に好かれてるわね」
「我が国の最大の力はこの現場にある!」
「よかった・・・」
「・・・」頭を下げる臨時代理総理。
「すべて里見さんのシナリオだよ」
「日本はスクラップアンドビルドでのし上がってきたんだ。今度も立ち直れる」
「今はやめるわけにはいかない」
2回目は彼らを観に行った。
安田竜彦 文部科学省研究振興局基礎研究振興課長:高橋一生
森文哉 厚生労働省医政局研究開発振興課長:津田寛治
泉修一 保守第一党政調副会長:松尾諭
ニッポン対ゴジラ