國分 功一郎/千葉 雅也 著 2021年
目次
第1章 意志は存在するのか―『中動態の世界』から考える(「する」か「される」かではない行為;意志という概念の矛盾 ほか)
第2章 何のために勉強するのか―『勉強の哲学』から考える(メタ自己啓発としての『勉強の哲学』;教わることそのものの重要さ ほか)
第3章 「権威主義なき権威」の可能性(ムラ的コミュニケーションの規範化;エビデンス主義の背景にある言葉の価値低下 ほか)
第4章 情動の時代のポピュリズム(人間はもはや言語によって規定されていない;直接的な情動喚起の時代 ほか)
第5章 エビデンス主義を超えて(「炎上」したアガンベンのコロナ発言;右・左とは違う新たな分割線 ほか)