おとぎ話の森にいるような感覚。
フフンとすまして並んでいるんだけど、くすぐられると身をよじる。
でかくて繊細。ユーモアがある。
「なんで立っていられるの?」「フフン」
二枚の鉄板がもたれあうようにたわんで自立。天井支持なし。
鉄板もこのサイズになると柔らかく弾性ある素材。さわれば揺れる。
中村さんに聞くと、カーペット下には木の列と直行する鉄板が敷かれて木と接合しているとのこと。会場全体でグリッド構造ができているんだ。
あぁ、たくさんのスタディから生まれる様子が見えるよう。
「とうもろこし畑」「puddle」「休憩所」と今年は中村竜治を堪能。
「ものすごい空洞を発見する」イズムコンシェルジュ
手前、エマニュエル・ムホーさんの作品"eda"が気に入った。
一つの形の「枝」を組み合わせて「樹」をつくっている。カーボン製。
DESIGNTIDE TOKYO 2010