2009年7月13日月曜日

消防技術試験講習場

防火・防災管理新規講習  定員260名 男女同比率

火災で恐ろしいのは火ではなく煙。
一酸化炭素を吸入すると急速に酸素が失われ脳の活動ができず、意識不明となる。
火災の最多原因は放火。
漏電やスパークからの出火も多い。
火の元が無い場所でも火災は起きる。

震災時、同時多発的に火災が起きる。
消防署は所轄だけの活動となり、稼動機材が少ない。
避難路確保を優先するので広範な消火活動は困難。
救急隊は出動せず本部で救護所を開設。治療に専念する。
阪神・淡路大震災では救助活動の95%は近隣幇助によるもの。
消防の活動による成果は5%に過ぎない。
自助、共助が重要。
まず自分の身は自分で守り、仲間を助け、近隣を助ける。

火災は起きるものと考えること。
パニックを起こさないように訓練しておくこと。
身体で覚えたことは実行できる。頭で覚えたことは実行できない。

火災を発見したら速やかに消防署へ通報すること。
初期消火にあたること。消火器確認。
近隣へ知らしめること。非常ベル鳴動。
防火区画を確認すること。特に防火扉閉鎖。煙の拡散を防ぐ。
排煙稼動を確認すること。
非難すること。避難路、防火扉開錠確認。