2009年7月18日土曜日

LEDZ-DIM


R-7 + REVOX-PowerSupply + X239W

遅れてフェードアウトするように見えるのは素子や調光電源の物理的な特性ではなく、調光電源に搭載したマイコンのソフトによって"0"まで絞り込んでいるから。

実験対象のPWMコントローラはボリュームを"0"に絞り込んでも「ある程度レベル」の信号が発信されている。このタイプのコントローラは蛍光灯調光が目的で立ち消え防止しているためと思われる。P社製も同じ。
今回開発した調光電源では「ある程度レベル」の信号でフェードアウト消灯するようにプログラムしている。

LIOSやLITRON、DALIなど、PWM信号を発するシステムによっては異なる動きを見せる可能性あり。プログラムの微調整を要すると思われる。

※PWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調-パルスはばへんちょう)とは変調方法の一つであり、パルス波のデューティー比を変化させて変調すること。機械工学などにおいては、スイッチon/offの比率を変化させる手法。

LED は適切な電圧と電流を流して点灯させるが、電圧や電流をコントロールすれば間接的に光束を変化させることができる。この方法で調整するとLED の発光する色が多少変化するが、PWM制御では電流・電圧が変化しないので色変化はない。光束を連続的に変化させる場合は発振器の周波数を固定して、点灯時間幅を変化させる。点灯時間を短くすれば光束を落とせる。
LEDは半導体であり、超高速点滅が可能。