2010年10月30日土曜日

【本】BORN TO RUN

クリストファー・マクドゥーガル著

四足の動物は疾走するとき後ろ足で蹴って背中を伸ばし、前足で着地するとすぐに背中を丸める。ジャックナイフのようだ。この時肺に空気を吸い込み吐き出す。呼吸が走りに連動する。
人類が立ち上がったのは呼吸をうまくするためだ。足運びと無関係の呼吸。そして無毛の肌から流す汗による冷却機能。これで人間はどの動物よりも長く走ることのできる能力を持った。んだそうだ。おもしろい論。

2010年10月28日木曜日

ステキなあかりができました。

Tubame Circle of Cutlery
カトラリーのリサイクルを表現。
SUSギャラリー TDW2010

電磁弁の音が鳴り響く…

アートとは執拗な実験の産物なのだ。
アトリエ・オモヤ

2010年10月27日水曜日

2010年10月26日火曜日

2010年10月24日日曜日

【本】インフレーション宇宙論

佐藤勝彦 著
  • この世界には「重力」「電磁気力」「弱い力」「強い力」の四つの力がある。
  • 「真空のエネルギー」が存在する。押し合う力(斥力)として働く。「真空のエネルギー」が宇宙を急激に押し広げると、温度が急激に下がり、真空の相転移が起きる。このとき熱のエネルギーに変わり宇宙全体を火の玉にした。これがビッグバン。10のマイナス35乗秒から10のマイナス34乗秒くらいのわずかな時間におきた。インフレーション(指数関数的膨張)がビッグバンを引き起こした。
  • 宇宙の構成要素の4%が通常の物質。23%がダークマター、73%がダークエネルギー。よくわからないもの。
  • 宇宙はユニバース(universe)ではなくマルチバース(multiverse)だという概念が広まっている。宇宙はひとつではない。
  • 超ひも理論は力の超大統一理論として一番可能性のある理論とされている。超ひも理論は膜宇宙という概念を導きだした。曼荼羅が表している宇宙観に似ている。

2010年10月23日土曜日

【本】毎月新聞

佐藤雅彦 著

1998年10月から2002年8月までの48ヶ月、毎日新聞に掲載したコラム。
「バザールでござーる」「湖池屋スコーン」で当て、「だんご3兄弟」のブームを起こし、まだ学者だった竹中平蔵さんと経済学本を出版。そして慶應大学の先生になって「ピタゴラスイッチ」を始める時期。いろんな切り口で人を見て考えてまとめておもしろい。アイディアの種を次々つくって貯めて、育てて咲かせる。
異色の一遍、素直にある日を書いた「真夏の葬儀」に涙。思いが伝わる。

竹下通り"Momo wonderrocket.com"

3層LEDZ

宮本純夫展

でかいキャンバスに伸びやかに舞う色。開放感。
表参道画廊

関仁慈展

白。表面の生成。
MUSEE F

縁側ララバイ

入谷葉子
色鉛筆で描いた面構成の作品群。
なぜ色鉛筆。
色鉛筆で塗りつぶしてるからおもしろいのだけど。

2010年10月21日木曜日

スクリーンおろしたディオール

ふだんは店内が透けて見えてるが、今夜はよりシックな感じ。
Dior

多摩美

情報デザイン学科2年生
ライトオブジェ作品展

2010年10月20日水曜日

ラジコンスポット


Pan  Tilt  On/Off

【本】アサッテの人

諏訪哲史 著

小説『アサッテの人』を推敲している私。
「私」は失踪した「アサッテの人」叔父の残した手記をプロットにドキュメンタリーのように進める。自分でカメラかついでナレーションつけてる感じ。失踪者について考察するドキュメンタリーなのでドラマチックなエンディングなし。でも、そのドキュメンタリーは完全に創作されたものでした。という作品。この小説はその「コンセプト」に価値があるのでしょう。こんなのもありでしょうと。というか、こういうことでしょうと。

2010年10月17日日曜日

【本】星の王子さま・新訳

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ著  新訳を読む。
慣れ親しんでいるわけではないのだが1953年の内藤訳がいい。
池澤訳が原書の雰囲気に近いとの評判もあるが、内藤訳がぐっとくる。
なんでかなぁ。新訳の方々、肩に力が入ったんじゃなかろうか。
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池澤夏樹 新訳 

「飼い慣らす、ってどういう意味?」
「みんなが忘れていることだけど」「それは絆を作る、っていうことさ・・・・・・」

「飼いならしたことしか学べないんだよ」「人間にはものを学ぶ時間なんかない。人間はできあがったものを店で買うけだ。でも、友だち売っている店なんかどこにもないから、だから人間にはもう友だちはいない」

「ものは心で見る。肝心なことは目では見えない」

「飼い慣らしたものには、いつだって、きみは責任がある」

「砂漠がきれいなのは、どこかに井戸を1つ隠しているからだよ」

「夜の空を見て、あの星の1つにぼくが住んでいて、そこでぼくが笑っている、ときみは考えるだろう。だからぜんぶの星が笑ってるように思える。きみにとって星は笑うものだ!」
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倉橋由美子 訳 

「『仲良しになる』ってどういうこと?」
「これはしょっちゅういい加減にされることだけど、『関係をつくる』ってことさ」

「仲良しになった相手でないと知ることはできないね。人間ときたら、今ではもう何を知る暇もない。店で出来合いの品物を買うだけだ。友だちが買える店なんてありっこない。だから人間はもう友だちなんか持てやしない。」

「心で見ないと物事はよく見えない。肝心なことは目に見えないということだ」

「あんたは飼いならしたものに対してどこまでも責任がある。」

「砂漠が美しいのは、どこかに井戸を隠しもっているからだよ・・・・・・」

「きみが夜、空を見上げると、あの星の中の一つにぼくが住んでるんだから、その星の中の一つでぼくが笑ってるんだから、きみにとっては全部の星が笑っているようなものだ。きみは笑ったりすることができる星を持つことになるんだよ。」

2010年10月16日土曜日

ラルフローレン ピンクバージョン

ピンク・ポニー キャンペーンのライトアップ。
安全に丁寧にフィルタリングしてます。

TESLA充電中

テスラ・ロードスター。シリコンバレー生まれの電気自動車。
日本初出荷分売約済み。価格1810万円らしい。
ショールーム coming soon!

GOOD DESIGN EXHIBION 2010

ロングライフデザイン賞商品はさすがどっしりしてます。
水玉茶器、BICボールペン、プロジェクトペーパー・・・
長生き現役商品。まちがいなくデザインの力。
新参者ルカーノ発見。

【本】プロトンの中の孤独

近藤史恵 著

『サクリファイス』の外伝。
チーム・オッジのエース石尾がチームに参入したころの話。同時期に入った赤城のモノローグになっている。あいかわらずレース展開を中心にした物語り。軽快で意表をつく展開がおもしろい。ドキドキしました。冷徹なエースも新人のときはやんちゃな考え方をしてたのね。魅力的でした。

【memo】
有川浩著『ストーリー・セラー』注目。

2010年10月13日水曜日

【本】ウェブ進化論

梅田望夫 著

「こちら側」から「あちら側」へ。主役交代がはっきりし始めた2005年の著作。
その頃まで「PCはどうでもいい。が、中身のデータを使えることが大事だ」は思っていたころ。手元のデータ管理、整理整頓が重要だった。
2006年、Gmail使い始めて変わった。充分な容量をPCじゃないところに得て、そいつを快適に検索できる心地よさ。ハードはおろか、手元のデータ管理も負荷が減った。なんでもかんでも自分宛に送っちゃえば自分で階層管理するよりよっぽど優秀だった。カレンダー、ドキュメント、ブログとあちら側の機能が進化していくとこちら側で一生懸命しくみをつくるよりずっと時間がつくりだせる。
しかし、あの会社が「もうやめます」とか「お金払ってください」って言いはじめたら怖いなぁ。水や電気、いや、空気を民間会社に頼っているのと同じだ。

2010年10月10日日曜日

【本】エデン

近藤史恵 著

前作『サクリファイス』同様、一気読み。単純におもしろい。マンガみたいだなぁ。
チカ・白石誓のモノローグを通じて登場人物が生き生きと描かれる。チームエースのフィン・ミッコ、寡黙な優勝候補イタリアン・モッテルリーニ、そして若きフランスの星ニコラ。短いセンテンスで顔やしぐさがはっきり見える。あまり接したことのないロードレースの展開にワクワクしながら引き込まれていく。すっとルールや文化がわかる書き方がうまい。ツールの沿道にいたい。
映画にならないでほしいと思う。ニコラのキャラがくずれるといやだから。
パルミジャーノだけのパスタを食うミッコ。チカに律儀な自己紹介をするモッテルリーニ。こんなシーンも映像化できてしまっているから。

「ぼくは思う。
ここは、この世でいちばん過酷な楽園だ。過酷なことはわかっているのに、自転車選手たちは楽園を目差し続ける。
三週間の間、三千キロ以上の道のりを走り続けるという楽園。
楽園に裏切られる者も、楽園を裏切る者もいる。楽園を追われるものも、そしてまた舞い戻ってくる者も。
それでもこの場所はまぎれもない楽園で、自転車選手たちは誰もがこの場所を目差すのだ。」
「叩きのめされたとしても楽園は楽園で、そこにいられること、そのことが至福なのだ。」

・・・・・
エデンはどこの世界にもあるなと思う。
エースとアシストも。

2010年10月7日木曜日

IMAX HUBBLE 3D


シャトル打ち上げのところ
ハッブルを捕まえるところ
地球が美しすぎるところ
涙がでてきた。

サントリーミュージアム IMAXシアター

セント・レジス

ST.REGIS
これ以上近寄れなかった・・・
バー覗いてこようと思ってたのに。
庶民でございます。

UNIQLO

センスのいいカラープログラム。
ユニクロ心斎橋店

 Sou Fujimoto 藤本壮介
そして僕がデザイン監修したユニクロ心斎橋店がオープン。初日は1000人もの方々が行列してくれたとのこと、ありがとうございます。 10月6日


ケンプラッツの記事

カレーうどん

あいかわらずんまい。うれしい。
うどん錦

草間プリウス

黒地にピンク水玉のやつが街を走っていた。

草間彌生のもにょもにょ

オアシス21

ピカソ「平和のハト」

ピカソはハトをたくさん描いたという。すばらしい線。
ハトとオリーブは平和のアイコンだが、ノアの方舟にハトがオリーブの葉を届けて洪水が収まったことを知らせたという物語にちなむという。
今朝の新聞から

2010年10月3日日曜日

おいしゅうございました。

ハマムの韓国みやげ、ごちそうさま。
有名な辛ラーメンじゃないのね。
日本語はおろかアルファベットも書いてません。
なんというラーメンなんでしょう。んまかった。
・・・・ググってみた。
「コンファチュン サンソンチャンポン」
GS25というコンビニで売ってるらしい。
ん?ヤクルト製なの?
GS25ってのは以前LG25だったんだけど、LGグループから2005年に分離独立したGSグループに属したのでGS25に。普通にある地場コンビニ。
・・・・さらにググると
「コンファチュン」は「共和春」で仁川の有名な中華料理店。
こことGS25のPB商品なんだ。
「サンソン」=海鮮 「チャンポン」=辛いスープの麺。長崎のチャンポンとは別。
韓国の中華料理店の味を日本発インスタント技術で。いいじゃないですか。

【本】自己解剖/自己の作品と理論の解剖による普遍的美の追求

黒川雅之 学位申請論文


USTREAM 講演 ← 8月27日お祝いの会でのレクチャー

2010年10月2日土曜日

ミナペルホネン 進行中

スパイラル
展示ブースごとの一穴テキストカード配布がユニーク。
集めたくなります。

ロシア構成主義ですね

ジュントコウスケ+ショウコの作品。
カトラリー材料を抜いたステンレス残材をインスタレーション。
インプロビゼーション?JAZZのようだ。かっこいいじゃん。
SUSギャラリー

藤森照信展

建物の木彫群と大量のスケッチ。楽しくてしょうがないのが伝わってきます。
あのスケッチ、宮崎駿の絵コンテに雰囲気似てると気づいた。できあがった建築もジブリ映画に出てきておかしくないもんね。
藤森さんの建築のつくりかたは、わかりやすくて親近感がわく。子どもの時に田んぼのワラ、山の竹、ほら穴、排水溝、ジャングルジムで秘密基地をつくったやり方そのものだから。モダニストの伊東さんは脅威だと言っていた。
GAギャラリー

OLAFUR ELIASSON Feeling things

もちょっと光作品見たかったな。
映像作品はククッと笑いました。ミラーが・・・

ギャラリー小柳
フクヘン

名和晃平 Synthesis

SCAI THE BATHHOUSE
はじめてビーズ作品見た。美しく力強い。感動します。
ビーズが拡大する向こう側にある表面がきれい。
ギャラリーサイト

空気の器 air vase / SPIRALMARKET LIMITED SELECTION


TORAFU ARCHITECTS