2008年6月30日月曜日

マクドナルドハッピーセットの3Dオモチャ


「同Rの凹面鏡を合わせる事によって、焦点が穴の上の位置で結像される」
OpticalProductsDevelopment社が開発した「ボルマトリックス」。

おかしいなぁ。像を結ばないぞ・・・
もっと曲率でかくすればいいのかな。研究、研究・・・

2008年6月29日日曜日

【本】オシムの言葉

(優勝がかかった試合で、最後に決定的なシュートを外した佐藤勇人選手へのオシムの言葉)
 ミックスゾーンにいた勇人は、悔しくてたまらなかった。そこに記者が話しかけた。
「監督に、最後の佐藤のシュートが残念でしたね、と聞いたんだよ。そうしたら、『シュートは外れる時もある。それよりもあの時間帯に、ボランチがあそこまで走っていたことをなぜ褒めてあげないのか』と言われたよ」
 全身が痺れた。この人はどこまでも自分たちを見ていてくれる。その上、選手を横一線で見ているのだ。

木村元彦著

2008年6月28日土曜日

【本】LIGHT LIGHT あかり楽しんでますか

 あかりについて勉強しようとすると、人工照明の歴史以前に立ちもどって考えなければなりません。インテリアに光を取り込むための建築技術には目をみはるものがあるのです。
 大別すると、西洋の建築には石造りが多く、石を積み上げて壁を造り、天井を造るわけですから、光を採り入れるための窓もなかなか大きくできなかったのです。気候も寒く、日射しも強くないヨーロッパの人たちは、たくさんの陽光を室内に採りいれたいと願ってはいたのですが、皮肉なことに構造的には小さな窓しか許されなかったわけです。
 ゴチック建築に代表されるような高い窓から射し込む一条の光。今風に言えば、暗い室内の強いスポットライトの光に似ています。当然、光と影のコントラストの強い室内になるのです。このようなヨーロッパ人の光の感性は絵画を見てもわかります。
 日本を含む東洋人の光の感性は、それとはちょっと違います。多くの建築が木造ですが、柱や梁で棟上をして屋根を葺くような造り方なので、風通しのいい夏向きの建物ができるのです。自由にどこからでも光を採りいれることができるので、窓などというケチな考えはあまりなかったのです。そして気候的には余りある陽光をコントロールすべく、長い庇や障子に代表されるいろいろな建具に工夫がみられます。
 室内には普通、強い陽射しが直接入ってくることを積極的には考えていません。だから和風建築に見られる日本人の感性は、「横から、あるいは斜め下からの拡散した光」という言葉で代表されます。
 欧米の知人が日本に来ると、時々、京都の桂離宮に案内します。建築やインテリアに関係した人なら欧米人でも桂離宮は知っていて、異口同音に感心してくれるからです。障子のデザインや、反射のための白砂、横からの拡散光を受けるための塗り壁や襖など、あかりとりのためのディティールのどれを見ても繊細な光の感性につながります。
 「日本には細やかなあかりのセンスを感じるものがたくさんありますね。」数年前に京都の街を歩いた後に言ったアメリカの照明デザイナーの言葉を思いだします。その時には「オフ・コース」と胸をはったものです。
 しかしそれとは反対に、つい最近も住宅を得意とする日本の建築家が、「日本人はあかりが下手だからね。ヨーロッパの人のようなあかりの感性が欠けているんだな・・・」と言うのを聞いて、自然にうなずいてしまったりもしているのです。
 気がついてみると、私たち日本人は自然の中の光を感じたり、それをインテリアに採り入れたりする感性には優れているが、近代化したインテリアに照明を考える段になると、その感性とは全く違う別のことをしてしまう癖があるようです。
 「古い日本建築はよいが現代の住宅のあかりは最悪だ。」などと陰口をたたかれたのでは癪にさわります。これはどうにかしなくてはならないのです。

 自然光に学ぶ心を大切にすべきだと思っています。
 太陽の光は自然や街を明るく照らすだけのものではありません。それぞれの地域にあった気候風土や自然の形に独特の性格を与えます。そして表情は刻々と変化するために、人の心にさらに強い感動を与えるのです。私たちはその美しい風景に励まされたり、慰められたりした経験を持っています。そんな景色をインテリアに再現するためのあかりであれば最高です。
 自然光は私たちに生活のリズムと美しい景色を与えてくれています。
 「自然光を利用する」-とんでもありません。私たちは謙虚な気持ちで「自然光に学ぶ」ことがたくさんあるのです。

面出薫 著 1988年

2008年6月27日金曜日

【本】機長の教え

機長からの処方箋4:原理原則の教育
症状:判断ミスをする。コミュニケーションミスをする。
--------------------------
「お前のところで哲学や考え方を教えているか?」
「哲学って、ソクラテスとかプラトンとかいうあれか?」
「いや、そうじゃない。原理原則とかものの基本的な考え方っていうぐらいの意味だ。」

 事故や不具合のほとんどが、判断ミスかコミュニケーションミスで起こります。ところが普通は判断ミスとコミュニケーションミスをなくすための教育はほとんど行われていません。起こるすべての事象についてこの時はこうしなさいと、個別に教えることは不可能です。
 そこで原理原則を教えることが非常に重要になります。
「判断に感情を持ち込んではならない。」
「だろうで行動してはいけない。」
「2つ以上のパラメータを同時に変えてはいけない。」
「念のために確認情報を発信しよう。」
というような原理原則を教育することが重要です。
すべての業務が型どおりに流れているうちはよいのですが、もし何か通常でない状態が出てきたときに、形しか教わっていない人は大失敗をする可能性があります。

坂井優基 著

2008年6月26日木曜日

東京中央郵便局再開発

日本郵政グループは外壁などを一部保存したうえで開発を進めると25日発表した。地上5階までの低層部は現在の外観を残したまま、地上38階建てのビルに立て替える。賃料収入などで利益を年間百数十億円程度、押し上げられるという。延べ床面積は約21万5千平方メートルで現在の約5倍。投資額は1千億円以上を見込み、全額自己資金で賄う。

2008年6月25日水曜日

コルトン看板交換中

原宿GAPの看板。
デカイから大掛かり。
クレーン(バゲット)にぶら下がっているカーテンのようなものが、はずしたシート。
光源はネオン管。100mmピッチくらいか。

東京都の施設 白熱灯を全廃

東京都は2008年度末までに都税事務所や都立病院など保有施設で使っている29000個の白熱電球を全廃する。
都が率先して省エネに取り組み、家庭に環境に優しい電球型蛍光灯への交換を促す。

2008年6月22日日曜日

イノベーションとデザインについて:スティーブ・ジョブズ

 「30代や40代のアーティストが斬新なものを生み出して社会に貢献できることはめったにない」――『プレイボーイ』誌1985年2月号、当時29歳

 「私はずっと、自分たちの事業に関わる主要技術を保有し、自由に操りたいと思っていた」――『ビジネスウィーク・オンライン』2004年10月12日掲載

 「イノベーションは、研究開発費の額とは関係がない。アップル社がマックを開発したとき、米IBM社は少なくとも私たちの100倍の金額を研究開発に投じていた。大事なのは金ではない。抱えている人材、いかに導いていくか、どれだけ目標を理解しているかが重要だ」――『フォーチュン』誌1998年11月9日号

 「フォーカスグループによって製品をデザインするのはとても難しい。多くの場合、人は形にして見せてもらうまで、自分は何が欲しいのかわからないものだ」――『ビジネスウィーク』誌1998年5月25日号

 「方向を間違えたり、やりすぎたりしないようにするには、まず[本当は重要でもなんでもない]1000のことに『ノー』と言う必要がある」――『ビジネスウィーク・オンライン』2004年10月12日掲載

 「(独ミーレ社は)プロセスをじっくりと考えた。同社が開発した洗濯機や乾燥機のデザインは素晴らしい。これらの製品には、ここ数年どんなハイテク機器にも感じたことのない興奮を覚えた」――『ワイアード』誌1996年2月号

【本】ディズニーが教える お客様を感動させる最高の方法

1章 サービスこそディズニーのすべて
2章 ゲストを知ることがマジックの始まり
3章 キャストが起こすディズニー・マジック
4章 感動を体感してもらう空間づくり
5章 ディズニー・マジックは入口から
6章 魔法のサービスを実現させる
ディズニー・インスティチュート/著
月沢李歌子/訳

生命とは情報の流れの中に生まれた結節点のようなものだ。

・公安
「生命体だと?ばかな。単なる自己保存のプログラムにすぎん。」
・人形使い
「それを言うならあなたたちのDNAもまた自己保存のためのプログラムに過ぎない。生命とは情報の流れの中に生まれた結節点のようなものだ。種として生命は遺伝子という記憶システムを持ち、人はただ記憶によって個人足りうる。たとえ記憶が幻の同義語であったとしても人は記憶によって生きるものだ。コンピューターの普及が記憶の外部化を可能にしたときあなたたちはその意味をもっと真剣に考えるべきだった」
・公安
「詭弁だ。何を語ろうとお前が生命体である証拠は何一つない」
・人形使い
「それを証明することは不可能だ。現代の科学は未だに生命を定義することができないのだから」
「私は情報の海で発生した生命体だ」
---------------------------
・人形使い
「私は自分を生命体だといったが、現状ではそれはまだ不完全なものにすぎない。
何故なら私のシステムには子孫を残して死をうるという生命としての基本プロセスが存在しないからだ」
・草薙素子
「コピーを残せるじゃない」
・人形使い
「コピーはしょせんコピーにすぎない。たった一種のウィルスによって全滅する可能性は否定できないし何よりコピーでは個性や多様性が生じないからだ。
より存在するために複雑多様化しつつ時にはそれを捨て、細胞が代謝を繰り返して生まれかわりつつ老化しそして死ぬときに大量の経験情報を消し去って遺伝子と模倣子だけを残すのも破局に対する防御機能だ。」

『GHOST in THE SHELL 攻殻機動隊』1995年
原作:『攻殻機動隊』 士郎正宗 1990年

2008年6月20日金曜日

常識とは十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。


アルベルト・アインシュタインの言葉

・われわれが進もうとしている道が正しいかどうかを、神は前もって教えてはくれない。
・この素晴らしい応用科学は労働を軽減し、生活をより豊かにしながら、なぜ我々に幸福をもたらしてくれないのか。答えは簡単である。
我々がそれを有意義に利用するにいたっていないからである。
・空想は知識より重要である。知識には限界がある。想像力は世界を包み込む。
・どうして自分を責めるんですか?
他人がちゃんと必要な時に責めてくれるんだからいいじゃないですか。
・人間性について絶望してはいけません。なぜなら私達は人間なのですから。
・私たちはいつか、今より少しは物事を知っているようになるかもしれない。
しかし、自然の真の本質を知ることは永遠にないだろう。
・何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない。
・ある偶然の出来事を維持しようとする不幸な試みを結婚という。
・今の妻が科学を理解できないのは嬉しいことです。前の妻は理解できたんです。
・相対性原理のことはわからないけど、アインシュタインのことはよくわかっています。 byアインシュタインの妻

【本】前例がない。だからやる

樋口廣太郎著
第1章 前例がない。だからやる!/第2章 人マネをしないからヒット商品ができた/第3章 企業風土を変えなければ会社はよくならない/第4章 経営の原点は感謝の心にあり/第5章 やる気をもった“人財”を育てる/第6章 私が考える会社経営/第7章 経営雑感
------------------------------
1986年1月、私はアサヒビールの顧問になると、さっそくキリンビールの小西会長(故人)とサッポロビールの河合会長(当時)にご挨拶に伺いました。そして、率直に「アサヒビールの、どこが悪いのか。どうすればいいのかを教えてください」と伺ってみました。自分の会社の欠点を、ライバル企業に尋ねる経営者もいないと思います。これも前例がないかもしれません。でも、私は背に腹は変えられない気持ちでした。それまでのアサヒビールでは、とにかく原材料コストを切り詰めることばかり考えていたようです。お二人のアドバイスを簡単に言えば「ビール作りにはいい原材料を使い、古いビールをお客様からなくせ」という「入り口」と「出口」の大切さです。私はこのアドバイスを徹底的に実行させていただきました。度量が大きいお二人には、心から感謝しています。
------------------------------
飲食の世界では、味を変えると失敗するというジンクスがありました。コカコーラがペプシコーラに追い上げられ、コーラの味を変えて失敗したのは、その典型的な例です。しかし、私はあまりの業績悪化のために、前例のない「ビールの味を変える」というタブーに挑戦せざるを得なかったのです。私がアサヒビールに来た1986年当時のビール業界は、容器戦争の真只中でした。ビールの容器だけを変え、中身の味を変えることはほとんどありませんでした。それは、味を変えてお客様が離れていかれるのが、一番怖かったからです。しかし、私は「ビールの味を変えなければ、アサヒビールの運命は尽きる。シェア・ダウンを食い止めるには、味でトップになるしかない!これからは中身の競争に入らなければダメだ。味の変革をしよう」と不退転の宣言をしました。美味しいビールを作るにはどうすれば良いのか?私は、アサヒビールの原点として次の四つを社内に徹底しました。

① 原材料を買い求めるのにお金を惜しまない。
② 人のマネはしない。独創性を発揮してクリエイティブなものを追及する。
③ 健康指向。
④ 出来た商品については、常に美味しいものを飲んでいただく。
  製造から三ヶ月経ったビールは、全国どこにあろうと買い戻して処分する。

他社と一味違う新しい味のビールを提案して、味のトップになる!
人マネだけは会社が潰れてもやらない!

この決意があったからこそ、コクとキレをあわせもつ新しい味を提案した日本ではじめてのドライビール、アサヒスーパードライが開発できたのです。「前例がないからやる!」という挑戦的な試みでした。これからは積極的に冒険していこう。コストがかかっても、いい商品を作ることに専念しよう!と方向転換したのです。確かに資金面では厳しい状況にありましたが、あえて私は原材料を買い求めるのにお金を惜しまない決断をしました。問題に直面した時は、今までのやり方を躊躇せずに、常に見直すことが大切なのです。

2008年6月19日木曜日

大江戸線本郷三丁目駅

円形フラットバーフレームにトラフ一本。
ありですねぇ。
シームレスをゆっくり回したりして。

2008年6月16日月曜日

安藤くんのタマゴ


王蟲(オームと読みます)がいるのかと思った。
お弁当箱の中の輪切りゆで卵みたい。
う~ん・・・なんともなぁ。らしくない感じ。
外気の取り入れはうまくいってそう。
副都心線渋谷駅。

2008年6月7日土曜日

松下白熱電球5割減産

松下電器産業は2012年までに5割減産する方針。
電工も白熱電灯向け器具を順次減産し、LED照明やEL照明製品の開発を加速する。
国内の一般家庭の消費電力のうち照明機器は約16%を占めている。

2008年6月6日金曜日

スパイラルタワーズの免振ダンパージョイント部

普段は荷重を受けていないけど、いざという時には建物の姿勢を維持するために踏ん張る。

【本】iPodをつくった男

第1章 スティーブ・ジョブズという男について
第2章 アップル社の経営方針
第3章 デザインの重要性
第4章 キャッチコピーから見るアップル社
第5章 同じ過ちは繰り返さない


2007年1月9日基調講演(keynote address)
iPhoneを初公開するAppleのSteve Jobs

2008年6月3日火曜日

グリーン電力証書販売

丸紅や日本風力開発などは、風力や太陽光などCO2を排出しない新エネルギー発電を国内で手掛けると発行できる「グリーン電力証書」を企業向けなどに販売する。証書をCO2の「排出枠」とみなせるような制度の導入に向けて政府が議論を進めており、優遇策が強化されると見込んで事業化する。日本は欧米に比べ新エネルギーの普及策が遅れていたが、同証書の取引が拡大すれば環境対応型発電の拡大にもつながる。

2008年6月1日日曜日

4万匹、銀のイワシのトルネード 名古屋(毎日新聞)


 名古屋市港区の名古屋港水族館で「マイワシのトルネード」が人気だ。ライトに照らされ銀色に光るマイワシの大群が形を変え、うねる様子は「竜巻」を感じさせ、名付けられた。31日には2万匹から4万匹に増やされ、迫力がアップした。

 マイワシは黒潮域の生態系を再現した水槽(水量600トン)の主役。水面近くを泳いでいるが、毎日正午にエサを与えられると一斉にスピードを上げ、水槽全体を立体的に回遊する。観客は幻想的な光景に、思わず「わーすごい」「きれい」と声を上げる。

 一緒に飼育されているカツオやマグロ、アカシュモクザメなどに食べられることもあり、この日は駿河湾で捕られた2万匹が12トントラックで運ばれ、4時間以上かけて水槽に移された。飼育係の森昌範さん(33)は「スーパーで売られている小さな魚の思わぬ魅力を楽しんで」と話している。【鈴木泰広】