辻野晃一郎 著
盛田さんが初代ウォークマンをスティーブ・ジョブズにプレゼントしたときジョブズはそれに魅せられその場で分解し始めた、という逸話。これは興味深い。ジョブズはその後、ソニー(盛田昭夫)をリスペクトし、ビジネスのお手本としてしてきた。iPodを「21世紀のウォークマン」と呼び、アップルストアはかつてのソニービルのように提案で満たした。
辻野氏はイノベーティブな時代のソニー、大企業病に臥せるするソニー、改革にあえぐソニーを経験し、若いグーグルに籍を移す。グーグルは元気のよいときのソニーみたい。タイムマシンで過去に降り立つようなものなのでしょうね。変わり続けなければならないということです。