2011年10月8日土曜日

【本】マネー・ボール

マイケル・ルイス 著 

オークランド・アスレチックスのGM、ビリー・ビーンが、セイバーメトリクスと呼ばれる独自の手法を用いて、プレーオフ常連の強豪チームを作った。 野球を「27個のアウトを取られるまでは終わらない競技」と定義。勝率を上げるための要素を分析した。出塁して長打で得点することが最も効率的とした。出塁率+長打率=OPSを重視。OPSが高い選手を良い選手とした。これをローコストで構成する。
ドラフト、トレードによる若手、「傷物」と呼ばれ年俸の低い選手を採用。高騰すると放出し補強する。投資パフォーマンスを徹底することで年俸総額3倍のヤンキースに伍する勝ち星をあげた。選手を見ることなくデータで評価して実績を出している。野球は統計であり、手順なのだ。
自分の仕事も再定義して統計数値の見直しをしなければ。